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歴史

醤蔵すずき

これまでの あゆみ

蔵の創業は、はっきりとは分かりません。
唯一残っていた「醤油醸造許可証」により、
明治18年には醤油を醸造していました。
また、諸味蔵が大正2年に建造されたもので
あることが最近分かりました。
そして、醤油醸造を始めてから、
二代目当主の鈴木平右衛門が醤油醸造を
盛りたてていたということが当時の資料から伺えます。

現在は、五代目当主と妻、
そしてその息子夫婦の4人で蔵を切り盛りしています。

変遷

醤油

明治期 創業当時は、本醸造醤油を醸造、販売。
昭和期 昭和の初めころから醤油の製造方法も効率化される。原料にアミノ酸液も用いた混合醤油の製造を開始。蔵で仕込んだ諸味を搾った生揚げに、アミノ酸液を加えた混合醤油を製造。
昭和39年に福島県に醤油醸造協同組合工場ができてからは組合工場の生揚げと、蔵で搾った生揚げを合わせて混合醤油を製造。
平成期 東日本大震災で蔵が機能しなくなってからは、全量組合の生揚げ醤油を使って混合醤油を製造、販売。
次代六代目が蔵に戻ってきてから、麹づくりからの醤油の製造を再開。

現在は、蔵で一貫製造した本醸造醤油と、組合の生揚げ醤油と蔵の生揚げ醤油をブレンドしてつくった混合醤油の2種類を製造、販売しています。

味噌

醸造を始めた当時についての資料は、残念ながら残っていません。
現在では、蔵で一貫製造した米味噌2種類を製造、販売しています。