思う
蔵の約束
丁寧に、 丁寧に つくる。
人の手を介し、
手間と時間を惜しまずに、
よりよいものをつくり続ける。
それが、私たちの考える
「丁寧につくる」
ということです。
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伝統と革新
今でも、創業当時(明治初期)と同じつくり方で醤油をつくっています。 同じ蔵の中で、同じ木桶を使っていますが、当時と同じ味を作ることを目指しているわけではありません。今の時代に「美味しい」と思ってもらえる醤油になっているかという点を大切にしています。
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日々、素材と対話
木桶や麹蓋といった昔ながらのつくり方が、美味しい醤油づくりにつながるとは限りません。空間を整えて、手間と時間を惜しまずに、真摯に醤油づくりに向き合うことで、よりよい醤油ができるのではないかと考えています。目の前のことをよく観察し、それに合わせて手をかける。この繰り返しこそが私たちの基本となるつくり方です。
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感覚を研ぎ澄ます
醤油づくりの各工程において数値やデータも大切ですが、同じくらいに感覚も頼りになります。小麦が焙煎される音、大豆が蒸し上がった匂い、麹づくりの手入れの感覚、熟成した諸 味の色、火入れをした醤油の香りなど、どの工程においても感覚を研ぎ澄まして向き合うことで当店の醤油ができあがります。